①未来ちゃんがアホかわいい
今回も未来ちゃんが可愛い。
可愛すぎる。
原っぱに走り出してプロデューサーから「戻ってこ〜い」って呼ばれてるところ本当に可愛かった。まさに天真爛漫。
静香と翼が話している最中にふらふら〜と走っていくところも可愛かった。
ずっとお口開いてるのも可愛いね。
②ロコ可愛いよロコ
この第3話から本格的にシアターが始動するということで、これまで未来と静香、そして翼の3人を軸にしたお話から、たくさんのアイドルが所狭しに躍動する群像劇へとシフトしていきます。
その口火を切ったのがロコちゃん。
巨大ロコアートがまた彼女の小動物感を際立たせていて本当に良いですね。
ロコちゃんはいわゆる芸術家キャラなんですが、そこに留まらない魅力を短いうちに見せてくれました。
キャラクターを決して記号のように扱わない。そんな制作スタッフの意気を感じることの出来たシーンでした。
③世界よ、これがまつり姫だ!
この第3話のMVPは徳川まつりと言っても過言では無いでしょう。
お姫様に憧れる個性的な女の子という面だけでなく、気配り上手で面倒見の良いお姉さんといった側面も持ち合わせていることが見事に表現され、まつり姫の奥深い
魅力が浮き彫りになっていました。
ミリオンライブのプロデューサーがまつり姫の虜になってしまった過程が、30分弱のアニメの中にギュッと凝縮されていたような、そんな印象ですね。
④細かな表情の変化が、キャラクターの魅力を、そして声優の演技を引き立たせる
既存のプロデューサーがそれなりに長い時間をかけて理解していった姫の魅力を、今回のアニメでは爆速で分からされました。
その要因の最たるものは、白組の映像表現です。
表情の変化が3DCGとは思えないほど繊細に表現されているので、まつり姫だけでなく全てのキャラクターの魅力を引き立てています。
またこうした表情の機微が、10年以上キャラクターに向き合ってきた声優陣の演技と合わさることで、より強い相乗効果を生み出しています。
様々な要素が上手く溶け合って、総合的な芸術として昇華されている。
そんな作品としての完成度の高さを改めて感じさせる第3話でした。
⑤動く、回る、喋る! デラックス野々原茜
流石我らの茜ちゃん。出番にして1分あるか無いかという出番にも関わらず、強烈なインパクトを残してくれました。
本作の監督綿田さんのインタビューによると、茜ちゃんには専属のアニメーターがついていたとかなんとか……。
それだけ茜ちゃんに本気を出しただけあって、ヌルヌル動くわ、べらべら喋るわ、本当に画面がうるさかったです(褒め言葉)
まつり姫といい、茜ちゃんといい、アニメでしか表現出来ない魅力を持ったアイドルにしっかりスポットライトを当ててくれたのは嬉しいですね。
担当プロデューサーじゃなくても「良くやった! でかした!」と言いたくなります。
⑥先輩風の戦士、七尾百合子が眩しい
七尾百合子はミリオンライブの中でも特に人気の高いアイドルですが、第三話はその人気の理由が実感できる回だったのでは無いでしょうか。
夢見がち文学少女な百合子が先輩としてしっかりしなきゃと奮起する姿は微笑ましく、空回りする姿がまた愛おしい。
コミカルな描写を挟むことで深刻で重たい印象になるのを避けていたのは演出の妙を感じますね。
また成長も分かりやすく、丁寧に描かれていたのもポイントが高いですね。
百合子が未来に対して「呼び捨てでいいよ」というシーン。
彼女が先輩として振る舞うことより、仲間として接することが大事だと気付いたことを上手く象徴していました。
また、彼女が辿り着いた結論を、765PROALL STARSの水瀬伊織が語るシーンを事前に挟むことで、先輩の偉大さと同じ結論に辿り着けた百合子の成長とを上手く描くことが出来てました。
本当に作劇が上手い。それでいてちゃんと頭じゃなくて心に響く。
運動が苦手な百合子が未来達のポテンシャルの高さに焦りを覚えたり、自分も頑張らないとと奮起する姿はとても好感が持てて、見ていて応援したくなっちゃいますよね。
ここで嫉妬したり卑屈になったりせず直向きに前を見れるのが七尾百合子の良いところですよ。見ていて不快にならない、好感の持てるキャラクターしかいないのがミリオンライブの良いところです。
⑦アニメですばゆりが描かれた歴史的瞬間
ミリオンライブにはたくさんのカップリングがあります。
有名なところでは、矢吹可奈と北沢志保の「かなしほ」
また、望月杏奈と七尾百合子の「あんゆり」
どちらもアニメのオープニングでも描かれていることからも分かるようにプロデューサーの間で有名です。
そんなカップリングの中に、永吉昴と七尾百合子の「すばゆり」があります。
実はあまり知られていないことなんですが、七尾百合子の身体って1つしか無いんですよね。
なので、百合子は杏奈と昴どっちとくっつくのか、というのは1部の間では常に議論を呼んでいます。
第3話の濃密なすばゆり描写は、議論が平行線になっていた現状に一石を投じることになりました。
あんゆり、すばゆり論争の大きな転換点ともなるこの歴史的瞬間に立ち会えたことに喜びを感じると同時に、恐ろしくもあります。
あんゆり派とすばゆり派の論争はより加熱さを増すでしょう。
いや、まぁ、増したところでどうなるというわけでは無いんですが、ほらミリオンライブのプロデューサーって頭のネジがぶっ飛んでる人が多いですから。
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まぁ目は離さないに越したことは無いですよね。