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歴史と幻想の水先案内人

アニメ アイドルマスターミリオンライブ第2話の良いところ7選

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①主題歌のRat A Tat!!! が何度見てもテンションが上がる。

 日曜日の朝を飾るのにこれほどまでにピッタリな曲が他にあるでしょうか。
 明るくて、元気いっぱいで、夢に向かってまっしぐらで、1話で未来が憧れたアイドルの輝きをそのまんま詰め込んだかのようです。
 放送終了してもこのRat A Tat!!!だけ毎週日曜10時に流してくれませんかね。

②たくさんのアイドルが出てくる

 
 未来と静香の出会いに焦点を当てていた第1話から打って変わり、2話からは怒涛の勢いでたくさんのアイドルが登場します。
 これ本当に嬉しかったです。
 先行上映の時も「え、こんなに出るの!?」とビックリしたのを覚えています。
 第1話の丁寧な作劇からして、未来、静香、翼を軸に残りのアイドルはもっとおざなりになるかと思いましたから。

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初登場時に名前が出てくるのが初見に優しくて良い。そこ、ケンガンオメガって言わない

③ただ出るってだけじゃない

 
 出番と言っても、チラッと画面端に映るだけとか誰に言わせてもいいような台詞を1言喋るだけなんてことはなく、短い出番の中にもキャラクターの個性が活きた濃い描写が光るのがアイドルマスターミリオンライブ。

 僅かな隙をついて差し込まれるかなしほ

 ミリシタでもお馴染みのふんふんした仕草を見せてくれた海美
 
 ファンとして見たかったものがちゃんと見れる嬉しさだったり、アニメからミリオンライブにふれる人に対してしっかりキャラクターの個性を伝えてくれる嬉しさだったりと、画面にアイドルが映ってる時間はとにかく嬉しさでいっぱいでした。

 本当に感情を直に揺さぶってくるアニメですね。
 

④表情が良い

 キャラクターが増えたことで改めてその良さが顕著になったのが、表情の豊かさです。
 CGアニメってもっと表情が固くてパターンも少ないものだと思っていたのですが、そんな先入観を良い意味で裏切られてしまいました。


 こことか

 こことか

 リアクションの違いを微妙な表情の変化で描いていて、派手さやインパクトは無いんですが、思わず引き込まれてしまうそんな丁寧な仕事が際立っています。

⑤演技力が冴え渡るオーディションシーン

 未来ちゃんと静香、そして翼の3人で臨むオーディションのシーン、ここの山崎はるかさん、田所あずささん、Machicoさんの歌唱演技が本当に凄かった。

 三者三様にまだアイドルになっていない未熟な3人を表現されていました。

 若干音を外してるけど元気いっぱいな未来ちゃん、緊張で固くなり本来の実力を発揮できていない静香、3人の中では1番クオリティが高いけどどこか流してる感のある翼

 歌い方1つでキャラクターの今をここまで表現しちゃいますか……。


⑥静香の覚醒シーン

 
 静香の覚醒シーンは2話最大の見せ場と言って良いでしょう。
 1つのミスから父親との確執がフラッシュバックして、誰の目から見ても一気に崩れていく場面、田所あずささんのモノローグは何度見ても心を鷲掴みにされます。
 
 こういう演技力で魅せるシーンというのは何度見ても色褪せない。
 きっとこのアニメ版ミリオンライブという作品自体も何十年経っても色褪せないことでしょう。
 そんな確信を抱かせるほど田所あずささんの演技は神ってた。

 そして彼女の覚醒シーン。
 舞台袖で未来に言われた言葉を思い出し、静香が本来の自分を取り戻していくシーン。
 思わず拳を握り締めてガッツポーズしてしまうほど、見ていて胸が熱くなるシーンです。
 いやもう本当に最高でした。
 ここも何度見ても感動する。やっぱり演技が凄いから。
 

⑦未来の見せる未来

 たった1曲の中に濃密なドラマを詰めたオーディションシーンもいよいよクライマックス。
 静香が本来の自分を取り戻して、実力を発揮してオーディションに合格、めでたしめでたしで終わると思うじゃないですか。
 そこで終わらないのがミリオンライブ。
 何とプロデューサーや先輩アイドルが見守っている中彼女達の衣装が変わり、そしてステージの上には未来達3人にこれから仲間つになるアイドル達も含めた39人の姿が……。

 
 オーディションの場に居合わせた全ての人が幻視したこの光景、その意味は何でしょうか。
 あの場面、普通なら未来と静香、そして翼の3人が成長した姿を幻視するのが普通なんですよ。オーディションを通して感じた3人の将来性を表現するという意味でも

 だけどミリオンライブでは、劇中にまだ登場していない歌織と紬を含めた39人の姿を映している。
 思うにこれは、主人公の春日未来が自分だけでなく周りの人間も輝かせることが出来るアイドルなんだ、ということを表現しているのだと思います。
 実際にこのオーディションでも静香の背中を押して輝かせていますしね。

 そう考えると春日未来がミリオンライブのセンターであることに説得力が生まれてくると同時に、彼女がセンターであることでミリオンスターズのカラーがより鮮明になるのでしょう。

 2話の時点でドラマを通して作品の方向性が明示されてるのは凄いことです。
 こういう何を伝えたいかが分かりやすい率直な作品、私は大好きです。

まとめ

 如何だったでしょうか。
 第1話の感想も書いているので合わせて読んでいただけると幸いです。
www.forumromanum.me