ミリオンライブ10thライブツアー act3 のアーカイブが見たいので今週のミリアニ感想はかなり駆け足で行きます。
①準備から本番までお祭り騒ぎ! これがミリオンライブだ!!
未来達ミリオンスターズが一丸となって原っぱライブの準備を始めるところから、本番当日の一部始終までが描かれた第5話。
明るく楽しい作風を貫きながら、アイドルの成長を丁寧に描き感動に繋げる最高の30分弱だったと断言出来ます。
②歴史が神話になった日
みんなでつくったの
遅くまで残って
手作りの「ぶどーかん」
(Thank_You! より抜粋)
Thank_You! という曲はアイドルマスターミリオンライブで最初にリリースされた楽曲です。ライブでも毎回必ずと言って良いほど、披露されていますし、まさに本作のテーマ曲と言っても過言ではありません。
第5話はそんなThank_You! の歌詞に準えるように、ミリオンスターズの面々が手縫いで作ったテントでライブをします。
まるでミリオンライブ10年の歴史そのものを物語化したかのようです。
実際、本作の監督綿田慎也氏もインタビューの中で繰り返し、再構成・再解釈した新約としての「ミリオンライブ」をコンセプトに掲げたと名言していますし、ミリオンライブの史実を再編纂することで、既存のプロデューサーと新しくファンになる人とを同じミリオンライブで繋ぐ狙いがあるのでしょう。
ミリオンライブのエンブレムでもあるパピヨンマークをロコが思い付いた流れも秀逸でした。
本当にお話づくりが上手い。
③マンネリを打破した素晴らしい采配、アコースティックverのThank_You
上でThank_Youについて触れたので、ここで原っぱライブの最後に披露されたアコースティックverのThank_Youについても触れておきたいと思います。
正直Thank_Youをどこかで披露するであろうことは、ミリオンライブのプロデューサーなら誰しも予測していたでしょう。
だから普通にやってもインパクトは無かった。そこをジュリアの弾き語り伴奏からのアコースティックverとは恐れ入りました。
ギターの伴奏と夕陽の原っぱの情景とがめちゃくちゃマッチしていましたね。
また作中ではまだデモ音源が来た段階という意味での「未完成」でしたが、メタ的な視点だと白石紬と桜守歌織の2人が加入する前の37人で披露したから「未完成」とも捉える事ができて、そこが本当にミリオンライブとしての話の作り方の上手さですよ。
いつか39人全員で披露するThank_Youを聞きたいものです。
④遂に登場する白石紬と桜守歌織
この第5話から、ミリシタから追加された2人のアイドル、白石紬と桜守歌織が登場します。
今回は顔見せ程度の出演とはなりましたが、ミリオンスターズ39人が揃ったというのは純粋に嬉しいです。
37人のミリオンスターズを描いた後に2人が加入する流れを描くというのも、先に述べた歴史の神話化を感じさせます。
⑤本日の主役、篠宮可憐について1言語らせて下さい
短い登場シーンを回数重ねるという描き方が物凄くハマってました。
39人の中でも屈指の美貌ながら引っ込み思案なところや、それでも頑張って一歩踏み出そうとしていることが的確に表現できていました。
1人1人違った個性を持っているので、当然魅力的に描く方法も違うんですけど、そこを的確に抑えていきますよね。
担当Pじゃないと出来ないことをサラッとやってのける、本当に細部に渡って凄い。
⑥細かすぎるけど伝えたい地味に印象に残ったシーン
シャボン玉で光の屈折が起きてるところ。
そこまでしますか?
白組、映像表現への拘りが強すぎる。
⑦本日の松田亜利沙
遂に盗撮キャラとしての本領を発揮した我らが松田亜利沙さん。
ずっとアニメで見たかった亜利沙を見ることが出来て感無量です。
ただ1つ悔しかったのは…………
僕の自慢の担当が盗撮対決でこの女に負けたことです。
頼む亜利沙、いつかリベンジしてくれ。