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第2回ヴイアライヴ中間審査に寄せて

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PROJECT vα-liv(プロジェクト ヴイアライヴ)とは

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 PROJECT vα-liv(プロジェクト ヴイアライヴ)はアイマスシリーズから派生したアイドル育成プロジェクトで、YouTuberとして配信活動をする3人のアイドル候補生を見守り、応援し、そしてプロデュースをする企画です。

 要するにアイマス発のVtuber企画なんですが、多くのVtuberがアバターを着た配信者であることに対して、本企画のアイドル候補生3人はアイマス世界のアイドル候補生そのものとして存在しています。

 なので私もその世界観に入り込んだ上で、3人のアイドル候補生と向き合い、中間審査に参加しました。
 
 この記事はその振り返りとなります。

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 主に審査の参考にしたのは、9月の課題「10分間で心をユラせ!!!」に挑んだ動画。
 上半期の経験をもとに、10分間、自分の魅力を詰め込んだオリジナルパフォーマンスを考え、披露してくれました。 

灯里 愛夏

 可愛い女の子が大好きでオジサンな発言が目立ったり、料理がかなり独創的だったりと、候補生3人の中でも特に個性が強い女の子です。
 普段の配信を見る限りは天然ボケ入ったほんわかした女の子って印象だったんですが9月の課題に挑んだ姿を見た時にかなり印象が変わりました。

 10分間の構成といい選曲といい、かなり勝負師な性格だなーと感じました。
 何をしたいか、その為に何をすれば良いか、しっかり決断して臨んでいたことが伝わるパフォーマンスだったんです。
 色々悩んだりもしたんでしょうけど、出力されるパフォーマンスには迷いを感じないんですよね。決断力は3人の中ではトップだと思います。
 心が強ぇ。

レトラ

 歌唱力にかなり定評がある女の子。
 常に余裕をもって、落ち着いている印象があります。
 かと言ってクールな印象ではなく親しみやすい雰囲気を醸している。
 クラスで1番モテるタイプじゃないでしょうか。

 10分間のパフォーマンスでもその歌唱力は遺憾なく発揮されており、プラリネを熱唱していました。
 正直プラリネは誰が歌っても心を揺さぶられるんじゃないか、というところもあるんですが、逆に言うとコケた時のリスクがめちゃくちゃデカい曲でもあるんですよね。
 そこをしっかりクリアするのは凄いです。
 当たり前のことを当たり前にやるって1番難しくて、この安定感こそが彼女の武器なのでしょう。
 
 気になる点としては、この安定感が「こなしてるだけ」と映りかねない点でしょうか。
 ただそこは、見せ方1つやり方1つでどうとでもなるんじゃないでしょうか。

上水流 宇宙


 
 宇宙と書いてコスモ。
 クールで落ち着いていて知的な雰囲気を匂わせつつ、言葉の端々にトゲがありふとした時に荒さが出る所が個人的には好きな所です。
 10分間のパフォーマンスでは、歌唱中に嗚咽が止まらなくなり歌えなくなるというアクシデントがあったものの、配信活動でかなり数字が伸びていたこともあり見事3ヶ月毎に選ばれるクォータリー・クイーンに選ばれていました。

 この宇宙って子は物凄く不思議です。
 恐らくアイドル候補生としては他の2人ほどこれといった武器になるものが無く、まだ本人の中でも方向性が定まっていないのでは無いでしょうか。
 かと言って他の2人に遅れをとってるかというとそうでもない。
 未だ材料の段階でしか無いのに、料理になりつつある2人と並んでるんですよ。
 これちょっとおかしいだろ。
 3人の中で伸び代がまだ1番残ってる。

 ただ問題は何を伸ばすべきかなんですよね。
 本人の性格的に欠点の克服にベクトルが向いて、持ち味を伸ばしきれないんじゃないか、そんな不安が過ります。

まとめ

 如何だったでしょうか。
 ヴイアラはVTuberの配信として楽しむもありですし、参加型のアイドルマスターとして楽しむのもありと、大変懐の深いコンテンツになってます。
 名前だけは聞いたことあるけど、まだ触れたこと無いよって方は是非一度彼女達の配信を見ては如何でしょうか?