いつか自分だけの物語を書き上げたいと思ってるあなたへ
1. 現代は創作論が溢れてる
カクヨムや小説家になろうといった投稿サイトを見れば分かる通り、現在小説は山のように生み出されています。
作品の数だけ作者がいて、作者の数だけ執筆スタイルがある。
中には自分の書き方を創作論として発信している人もいますね。
しかしこれらのノウハウを読み漁るも、自分と合ったやり方が見つからず、参考になるどころかかえって悩みを増やす羽目になった人も多いのでは無いでしょうか。
そんな人にオススメの本がこちら
今回はこの知る人ぞ知る優れたノウハウ本が一体何故オススメか、そしてどんな人にオススメかを書いていきたいと思います。
2.的確なアドバイスを生む鋭い問題提起
この本は 、Q&A形式で小説を書くに当たっての様々な悩みの解消法について書いています。
このQ&AのQの部分、つまり問いに関する着眼点が素晴らしいです。
これまで目にしてきた創作論関連の書籍の中でも群を抜いています。
以下に例を上げましょうか。
- Q.物語に進展がなさそうなネタしか思い浮かびません
- Q.キャラクターの服装はどのように決めますか
- Q.直したい文章が見つかっても、より良い表現が浮かびません
などなど、小説を書いていて躓くポイントを的確に網羅しているんですよね。
買ったは良いけど肝心の知りたいことが載って無かったなんてこと本書に限ってはありません。安心して購入できると思いますよ。
3.読み返しが非常にしやすい
またこのQ&A形式によって 、本書は読み返しやすい構成になっています。
ノウハウ本において読み返しやすさというのは意外と重要です。
何故なら、技術や知識の定着には反復学習が必要だからです。
一度読んだだけでノウハウをマスター出来る人なんていません。何度も同じ壁にぶつかり、その度に試行錯誤をしていくことで成長するのが人間という生き物です。
それ故に、躓いた箇所を簡単に見返すことが出来て、必要な時に的を射たワンポイントアドバイスをすぐに参照できることは非常に意味があります。
これは創作論に限った話ではなく、全てのノウハウ本に言えることですね。
本書を購入した人はハンドブック感覚で活用し、ページが擦り切れるまで使い倒して下さい。
4.「プロだけが知っている小説の書き方」はどんな人にオススメか
執筆に挑戦して間もない初心者から、もっと上手に書けるようになりたい中級者、スランプに悩む上級者まで、幅広い方々にオススメできます。
彼等に共通しているのはただ一つ、現に今書いている最中だということです。
本書の価値は、書く→躓く→読み返す→書くというサイクルを如何に回すかにあります。ノウハウを知って満足するだけの人や、まだ執筆を始めるかどうかで迷っている段階の人にとっては、まだ早いかもしれません。
しかし、現に執筆をしている方々にとっては、悩みを解決し、スキルアップにつながるアドバイスが詰まっているこの本は、大いに役立つことでしょう。
まとめ
繰り返しになりますが、『プロだけが知っている小説の書き方』は、アドバイスの的確さと読み返しやすさが特徴です。
自分の書き方に迷いを感じたり、スランプに悩んだりした際に、本書のアドバイスを参考にすることで、より良いヒントが得られることでしょう。
以上で、『プロだけが知っている小説の書き方』の紹介を終わります。
皆さんもぜひ手に取ってみて、自身の小説執筆に役立ててみてください。
良き執筆の旅を。