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掘り出しラノベレビュー 胃に優しいから食わず嫌いな人ほどオススメなラブコメ 氷の令嬢の溶かし方

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公式ホームページより引用

レーベル:モンスター文庫
著者:高峰 翔
イラストレーター:加川壱互
発売年月日:2020年10月

モンスター文庫とは双葉社のレーベルでなろう作品の書籍化を主に行っているところですね。

あらすじ

「私に構わないでください」 ぶっきらぼうながらも、世話焼きな火神朝陽と心を閉ざし、他者を寄せ付けないことから"氷の令嬢″と呼ばれる氷室冬華。マンションの隣に住んでいるとはいえ、関わる機会がなかった二人だが、朝陽のお節介から冬華との関係性に変化が訪れ……。 第8回ネット小説大賞受賞作!
※公式ホームページより引用

感想 個性のあるキャラクターではなくシチュエーションを楽しむほの甘いラブコメディ

今回はあえて内容には触れず、一番印象に残った著者の文章力について語っていきたいと思います。

平坦な日常のちょっとした変化を鮮やかに描く繊細で柔らかな筆致。

このお話で小説として成立したのは著者である高峰 翔先生に依るところが大きいなと感じました。

癖の強いキャラがトンチキな言動を繰り広げる様も読んでて楽しいですが、胃もたれしちゃうので個人的にはこういう柔らかい作品は好きです。

第一印象では冗長的な文章なのですが、不思議と読んでいてくどくない。

もっとラノベらしいファンタジーとかでも読んでみたい作家さんですね。

ここ最近仕事がハードで疲れ気味なこともあって

優しい筆致の長文を時間をかけて読むことで、ストレスで高ぶった神経が鎮静化していくような読後感がありました。

月にラノベや漫画を何冊も読む人より

忙しくて時間がない中、隙間時間を使って一ヶ月で一冊を読みきる人にこそお薦めしたい作品ですね。

多分こういう作風は売れ筋では無いんだろうけど、必要な人はいる筈だしちゃんと届いて欲しい。

そういう意味では書籍化して紙媒体になったのは良かったと思いますし、私は買うことが出来て大変満足しています。

こんな人にオススメ

ラブコメを食わず嫌いしている人にこそオススメです。

私自身も売れ筋作品の表紙だけを見て「昨今のラブコメは自分に合わないな」と敬遠していましたが、本作は楽しく読むことが出来ました。

気になった方はこちらから購入もできます

氷の令嬢の溶かし方 : 1 (モンスター文庫)

氷の令嬢の溶かし方 : 1 (モンスター文庫)

  • 作者:高峰翔
  • 発売日: 2020/09/29
  • メディア: Kindle版


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