人生は短く、全ての映画を観ることは出来ない。
だからこそ、より良い映画との出会いを大切にしたいものです。
このブログでは、毎回フラットな視点で、作品の見どころと魅力を素直に紹介していきます。
今回紹介する作品はこちら!

2026年5月に公開された映画、ひつじ探偵団です。
可愛いひつじが盛りだくさんなことと、事件の被害者となる羊飼いジョージをヒュー・ジャックマンが演じることで大きな話題を生んだ作品ですね。
今年は洋画、邦画、アニメと全てのジャンルで映画が大豊作な年だったので、気にはなっていたがまだ見れていない人もまだ多いのでは無いでしょうか。
あらすじ
イギリスののどかな田舎町。羊飼いのジョージは、愛する羊たちに囲まれながらひとりで暮らしている。彼は毎晩羊たちに探偵小説を読み聞かせているが、実は羊たちは物語を理解しており、その時間を楽しみにしていた。そんなある日、ジョージが死体となって発見される。羊たちはこれが事故だと信じようとせず、最も賢いリーダーのリリーを先頭に調査に乗り出す。手がかりを追ううちに、ジョージには巨額の遺産があったことが判明。愛するジョージの無念を晴らすべく、犯人捜しに奔走する羊たちだったが……。
引用元:ひつじ探偵団 : 作品情報・キャスト・あらすじ - 映画.com
世界トップクラスのVFXスタジオによって作られたユーモア溢れるひつじたちの世界
本作に出演するひつじ達は、俳優の演技を撮影する段階ではパペットが用いられたものの、画面に映るのは全てCG。
それも世界トップクラスのVFXスタジオ『Framestore』のトップクリエイター達の手によるものです。
実写と見分けが付かないほどのリアルさと人間顔負けの豊かな感情表現、この現代最高方のCG技術が拝めるというだけでも、本作を見る理由としては十分ではないでしょうか。
そしてまたこのCG表現のレベルの高さがそのままひつじたちの魅力に反映されてるのが素晴らしかったです。
例えば、リーダーのリリーは目つきや首の角度だけで「考えている」ことが伝わるし、好奇心旺盛な子ひつじは、体の揺れ方や小さな跳ね方で“子どもらしさ”が表現されています。
動物は人間のように大きく表情を変えるわけではありません。だからこそ、耳の動き、まぶたの開き具合、毛並みの揺れ方といった“微細な変化”でキャラクター性を表現する。
つまり、リアルさを担保しながらもアニメチックにキャラを立たせてるわけです。
あまりにもキャラや動きが人間くさくて動物として違和感がある、という批判の声もあるみたいですが、話自体がミステリーコメディですし、私はそこまで気になりませんでした。
可愛いひつじが見たいって方には手放しでオススメできます。
ミステリーとしても1級品! 推理の醍醐味を味わえる本格派
ミステリーとしても本当に面白かったです。
ここは正直全く期待していなかっただけに「おおっ!」となりましたね。
ひつじも人間もどこか抜けてるキャラクターばかりだったのもあり、置いてけぼりにされることもなく、ゆる〜く謎解きを楽しめるのもとても良い塩梅。
序盤で拾った小さな手がかりが、クライマックスで一気に伏線として回収されていくカタルシスもちゃんと用意されており、推理ものの醍醐味をしっかり味わえる内容になってます。
人間とひつじ、双方のドラマも含めて全体的にメリハリが効いていて、話のスケール感はとても小さなものなんですけど、見応えのある作品に仕上っていました。
爆発力には欠けるが、一見の価値がある作品。
ひつじのCGもそうだし、シナリオやミステリーの構成もそうなんですが、とにかく丁寧に作られた映画で、作品としての完成度は本当に高いです。
見るか見ないが迷ってたら、まず見て損はないと思います。
可愛いひつじに癒されながら謎解きを楽しめる。
休みの日にお家で見るには最適の映画の1つでは無いでしょうか。