ほぼ週刊★平民貴族

面白き ことも無き世を 面白く

人が人のままでいる為に必要なこと

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とある女子高生の描いた萌え絵風の絵が東京都高校の中央展で奨励賞をとったことについて、Twitter状でフェミニストが大荒れしています。

「あんな名誉男性高生は全部身バレさせて社会的に抹殺すべきです。」
と脅迫行為や暴力を正当なものとして呼び掛ける書き込みや。

「審査員が教師と生徒っていう「ド素人」だから受賞したんです。はっきり言って実力ないよ。」
など、急に文化人風を吹かせてまで作品を腐してみたりと中々に日頃お目にかかれない多様性を観測することができます。

インターネットバルバロイが文明社会で暮らす人々を脅かそうと人里に現れることが最近増えてきてます。

何故多様な価値観を尊重しあう事を是とする現代社会において、このような蛮行を正義と勘違いする生き物が現れるかについては今は置いとくとして

何故我々はああならずに済んだのか?

これから自分や自分の大切な人たちが彼女たちのように道を踏み外さないためにはどんなことを意識したら良いのかを考えていきたいなと思います。

他人からの評価ってそんなに重要ですか?

気に入らない作風の絵が賞をとった

ただそれだけのことを社会を揺るがす巨悪のように騒ぎ立て、先述のように個人情報を特定して社会的に抹殺するべきだという意見すら出てしまう。

何故これを私達は異常だと認識することが出来たのか。

それは我々が他者の意見をある程度参考しながらも、自らの頭で考え、主体的な選択のもと人生を歩んできたからです。

例えばなんですが

スポーツでも音楽でも映画でも漫画でも食べ物でも良いです。

皆さんがその中でも一番好きなもの。それ世界で一番売れてますか?

という話なんですよ。

そうとは限らないじゃないですか。

うちの地元、レノファ山口というJ2のチームがあります。

昇格争いにも絡めてないお世辞にも強豪とは言えないチームなのですが

それでもコロナになる前は毎試合ホームに数千人入るんですよ。

もっと上手い選手のいる強いチームがある中で、それでもレノファ山口を選んで応援している熱いサポーターがいます。

そして勝手も負けても相手チームをリスペクトする心があります。


皆さんもそうじゃないですか?

漫画の人気投票で自分の好きなキャラ以外が一位になったり

自分が最高だったと思った映画がアカデミー賞で作品賞をとれなかったり

応援してた漫才コンビが地上波で上沼恵美子に糞味噌に酷評されたり

自分の好きなものが他人に認められなかったり、寧ろ嫌いなものが賞をとったりという経験を痛いほどしてきたと思います

そうして私達は「誰が何と言おうが自分はこれが好き」というスタンスをとれるようになったんです。

人生とは選ぶこと

人生とは選択で、他者の評価や感想を参考にしつつも最終的に選ぶのは我々自身なのです。

私達と問題行動を起こした連中との違いはただ一つ

人生のハンドルを自分で握っていたかいなかったかです。

自分のハンドルを握っている人は決して他人のハンドルを奪うようなことはしないんですよ。

特にセルフコントロールから逃げた人は、他人や社会を思うままにコントロールしようとする傾向にあります。

当の本人からすると、楽な方へ楽な方へと舵を切ったつもりなのでしょうがセルフコントロールすらままならない者が他者と折り合いをつけれるわけもなく

肥大した全能感と現実とのギャップに自尊心を傷つけられ、より他罰他責的な思考のもと暴走を始めるようになります。

そうならないように我々が出来ることは

とにかく主体的に生きることです。

自分達の人生が選択の連続であることを意識して丁寧に時間を過ごすことや

子育てや部下の育成においては、本人の選択やそこに至るまでの価値観や考えを掘り下げた上で尊重していくことが大事です。

私達一人一人が、好きな絵を好きなように描いた彼女のようにならなければいけないし、そして彼女の才能を伸ばした周りの大人のようにならないといけないのです。