ほぼ週刊★平民貴族

面白き ことも無き世を 面白く

gym masterを売ってくれたマスターの話

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今週のお題「お気に入りのTシャツ」

ここ数年新しい服なんて殆ど買っていない。

ワイシャツやスラックスなんかは買い足すけど私服は本当にこれがまるで買わなくなった。

大学在学中から社会人になって五年目くらいまではお洒落するのめちゃくちゃすきだったんだけども、プライベートで人に会うのをめっきり減らしてからは、身だしなみに気を使う程度でお洒落まではしなくなった。

そんなでも当時買った服なんかはまだ大事に持っていたりはする。

特に学生時代と違って趣味だけにお金使えるわけじゃなくなったし、大切に着ないとみたいなところはある。

単に貧乏性なだけかもしれない。

そんな中でも自分のお気に入りのTシャツは、カナダのアウトドアブランド【gym master】の七分袖。

一時期アウトドアブランドにめっちゃハマっていて

【gym master】以外だと【フェールラーベン】とか【AIGLE】とかも好きだった。

自分が大学生の時はちょうど森ガールから山ガールの時代へと移る過渡期で、特に女子の方がアウトドアブランドをチェックしていた気がする。

改装する前の大阪駅にギャレ大阪というアウトドアブランドをほぼほぼ網羅した商業施設があって、当時付き合ってた彼女に連れられてよくそこに行ってた。

けど【gym master】を取り扱っているお店はギャレには無かった。

というか当時の関西では全然見かけることが無かった。

恐らく店頭で取り扱っていたのは自分がよく行っていたあの店だけだった。

そこは神戸の高架下、それも元町駅から更に下ったところにあるセレクトショップで店の名前はHARBEST。

最初はgym masterのカラフルでジッパーがクソデカイリュックサックなんかを置いていたんだよね。それでブランドを覚えてた。

確かこの店には大学二年の頃には頻繁に通いつめるようになってた。

店長がめちゃくちゃ良い人だった。

田舎から出てきて、センスの欠片も無い自分なんかをカモにせず、0から似合うコーディネートを一緒に考えてくれた。


店長(マスター)だからマスさんって読んでたんだけど

マスさんは誰に対しても飾らずフラットで、いつも陽気でカッコ良かった。

マスさんは本当に凄い、彼を越える販売員を自分はまだ会ったことが無い。

それまで全然服に興味の無かった自分が、服をコーディネートするのがめちゃくちゃ好きになったから。好きな服を着て自分を演出する楽しさにどっぷり浸かってしまった。

あの時マスさんが自分に売ってたのは物だけじゃない。

服を買うことで得られる喜び、楽しみ、その全てを教えてくれた。

買い物が楽しいって思ったのもこの時が初めてだった。

社会人になってからずーっと販売職についてるけど、この時の感動が原点だと思う。

マスさんのとこには大学二年(一年の冬かな?)から結局社会人になって五年目の時くらいまで通っていた。



そんでまぁ五年目の秋くらいに行ったら店が無くなってた。

この社会人五年目って色んな別れが重なって、かなりキツかった。

そっから全然私服は買ってない。

その話はまた別の機会に。



そんなわけで自分は今もここで買った服を大事に着てる。

今日もクーラーを効かせた部屋でマスターから買ったgym masterのTシャツに袖を通しお気に入りの動画を見ながらビールを飲む。

今まで色々あったし、今も色々あるけど

昔もそれなりに楽しくやれてたんだから、きっと楽しくやれる。

久しぶりに他の服にも袖を通してみようかな