1月も20日を過ぎました。
最後のセンター試験が終わり、受験シーズン真っ盛りですが
受験生に限らず、新年度を控えて慌ただしく動いてる方も多いと思います。
自分が勤める会社でも新入社員を迎え入れる準備でバタバタしています。
そんな中、頭を悩ますのが昨年4月に入ってきた新入社員達のことです。
ちなみに昨年彼等と向き合い頭を抱えていた時期に書いた記事がこちらですね。
今まで彼等に傾けていたリソースがほぼ全て次の新入社員へと向けられることになるので、否応なしに自主自立が求められるようになります。
独り立ちするにあたっての彼等の不安はもちろんですが、任せる側も不安だったりします。
特に昨年の4月に入ってきた子達は高い志が空回りしていると言えば良いのでしょうか
理想とする自己イメージに経験や実力が追い付かず、ともすれば今までの新人では考えられないようなトラブルをおこしがちなので……
若さだよなぁ……。
これを羨ましいと思ってしまうあたり、自分もまだ社会人として無責任なのかもしれません。
この1年間、彼等を見ていて学んだのは
意識の高い人材の中には、急ぐあまり自らの成長を待つことが出来ない人や
手段が目的化し、成果を出すことよりも成長をすることを優先してしまう人がいることです。
結局求められるのは成果なんです。
そうした中、採用や育成の場で「成長」という言葉がどうも本来の意図とはずれた伝わりかたをしてるような気がします。
厳しいことを言うようですが、なりたい自分ばかり追いかけ己の現状を省みない人や
求められた成果に対して効果的なアクションを起こさない人は信用信頼を失います。
寧ろ過度に「成長」を意識せず等身大の自分と向き合い、今の自分が成果をあげるには何をしたら良いか考えて行動してる人は、その人のポテンシャルがどうであるかに関わらず、上司や先輩を巻き込みながら成果を積み上げています。
勉強も同じです。
例えば資格試験や大学入学試験のような受験だと
知識や技術を身につける【成長】に囚われると思うような成果に繋がりません。
あくまでも拘るのは【成果】
本番の試験で時間内に全ての問題を解き合格ラインを越える為に、何をするべきか逆算して思考が出来る人は短時間で効率の良い勉強が出来ます。
その為の最初のステップは自分の実力を客観的に分析し、それからタスクの細分化をすることです。
仕事の進め方も勉強の進め方も原理原則は同じです。
社会人の方はその経験を活かす絶好のチャンスですし、学生の方にとっては社会人としての基礎を身につけるきっかけにもなるので、勉強そのものを楽しみながら工夫していきましょう。
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by ギノ