とかく最近思うのは、自己投資と言って闇雲にお金を使わせようとする人が多いなぁということです。
言いたいことは分かるんです。
教養を深める為の本や趣味を充実させるた為のアイテム
旅行や習い事と言った経験など
お金で得られるものはたくさんあります。
投入する金額が増えれば増えるほど得られるものも多くなるでしょう。
でもそれは言ってしまえば、経済的に豊かな人がより豊かになる方法でしかありません。
例えば、年収200万独り暮らしの社会人が全く同じ方法で自己投資をしたところで
使えるリソースが少ない以上は、得られるものも当然少なくなります。
そこで考えていきたいのが、お金をかけずに自己投資をする方法。
お金を使わないと得られないものに目を向ける前に、お金をかけなくても得られるものに目を向け、出来ることから少しずつ自分の内面や生活を豊かにしていく生き方を一緒に考えていけたらと思います。
今回は読書についてです。
必ずしも月に1冊新刊を買う必要は無い。
良く自己投資や自己啓発を謳うサイトに
「本は月に○冊読め」とか「本を買うのに年間○万円分投資しろ」とか書いてありますが
一旦脇に置いておきましょう(^_^;)
特に、自己投資した先の夢や目標が不明確な段階で闇雲に本を買い漁ることはお勧めできません。
何故なら本を読むことで夢や目標が明確になるわけではありません。あくまでそれらは自身の心の中にあるものであって、本に書いてあるわけでは無いからです。
また、本は一度読んで終わりではありません。
読んで得た知識を実践レベルまで身に付けるには、何度も読み返してはトライアンドエラーを繰り返す必要があります。
重要なのは何冊の本を読んだかではなく
1冊の本をどれだけ深く読み込むか、その上でその1冊の本にあなたがどんな本を選ぶかです。
選択と集中は常に意識しましょう!
無理にトレンドを追いかける必要は無い
ビジネス本や自己啓発書は世の中の変化に応じて(やや大袈裟すぎるくらいに)次から次へとトレンドが移り変わっていきます。
最先端を追いかける意味や意義は勿論認めますが
無理にそこに注力する必要は無いのではないでしょうか。
最先端の情報こそ、インターネットの出番です。
寧ろ本📕という媒体から得るべき情報は
昔から変わらない、普遍的で本質的な知識にあるのでは無いでしょうか。
世の中の変化を追いかけるのもとても価値あることですが
世の中がどれだけ変わっても、変わらずに読み次がれてる本を手にとってみるのも自分はとても意味のあることだと思います。
とりあえず最初に図書館へ出掛けてみよう
当たり前ですが図書館はただで本が読めます。
気軽に興味のあるジャンルに手を出すなら、0円で始められる図書館はやはりお勧めです。
また、図書館は新刊の充実度ではネットや書店に劣りますが、昔から読み次がれてる本に関しては書店以上に充実しているところもあります。
住んでる街の図書館によって蔵書の質も量もまちまちなのでなんとも言えませんが
ただ、間違いなく損はしません。
最後に
ここに書いてあることは誰にでも出来る簡単なことです。
なので、現状に不満があったり、将来に不安があったりする人からすると物足りないかもしれません。
ですが人生に一発逆転なんかないですし、人は現在地からしか前に進めません 。
そして前に進む為に必要なコストは最初のうちは抑えられるだけ抑えた方が良いのです。