山口県内でも異彩を放つ街、萩
萩市という町は元気なお年寄りがたくさんいます。
これは城下町でありながら漁師町でもあるから当然と言えば当然なのかもしれません。
自分は仕事で山口県内の営業所を転々として、萩市を担当していますが
70、80過ぎても自転車で買い物に出かけるかたをいつも良く見かけています。
こうしたお年寄りの持つ「気」と言いますか「活力」と言うのでしょうか
そうした目に見えない何かが、山陰の古ぼけた街並みを
堂々たる城下町にしているように自分は感じるのです。
城下町のプライド
萩に限らず、昔ながらの城下町に住む方は独特のプライドを持ってると言われることがあります。
自分がこの萩市で感じるのはプライドはプライドでも
地元に対する誇りというふわっとしたものではなく
自分自身に対する誇りのようなもの
それはこの本州の西端のそのまた日本海側の僻地とも言っていい町で
自分のことは自分でやる、そう自立して生きていきたが故の誇りなのかなと思います。
言ってみれば、自分に自信が無いと自分のルーツにも自信が持てない。
萩が今日でも城下町であるのは
明治維新を成し遂げた幕末の志士や
彼らまでバトンを繋いだ先人達の積み重ねもあるのでしょうが
やはり、今、この街で暮らしている人達があってのことだと自分は感じています。
終わりに
田舎だから、不便なところだから、人口が少ないから
そうした外的な要素を言い訳にしていた自分が恥ずかしくなるほど
萩という街は誇りに満ちてます。
素晴らしい街なので
是非一生に一度
出来たら年に一度は遊びに来てください
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