ほぼ週刊★平民貴族

心豊かに生きることをテーマにした雑誌ブログ。主に映画と歴史と書籍について書いています。

自分が藍坊主だけは10年間聞き続けている理由

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今週のお題「わたしの好きな歌」
皆さんの好きなアーティストは誰でしょうか?

お気に入りのバンドやアイドルを複数追いかける人もいれば、特定のアーティストを応援してる訳ではないけどお気に入りの曲はあるといった方もいると思います。

そんな中、気付いたら自分はあるバンドの曲ばかり聞くようになってました。

そのバンドが藍坊主です。

藍坊主とは

神奈川県小田原市出身の4人組ロックバンド。

高校時代、別々のバンドをやっていたhozzyと藤森が意気投合し、
メンバーを集めてブルーハーツやウルフルズのコピーバンドである「ザ・ブルーボーズ」を結成。
地元小田原のライブハウスで活動を始める。
バンド名を「藍坊主(あおぼうず)」に改名。高校卒業後、藤森の幼馴染である田中をギターに加え活動の場所を東京都内に移す。
2003年2月12日、インディーズデビューアルバム「藍坊主」をリリース。
地元CDショップでのインストアライブには、噂を聴きつけた人達が650人も集まり騒然となる。
その後、マキシシングル「雫」「空」を2カ月連続でリリースしインディーズチャート上位に次々ランクイン。

2004年5月にアルバム「ヒロシゲブルー」でメジャー進出。

2005年3月に渡辺拓郎(Dr)が正式加入し、現在のメンバー編成となる。
同年12月には初となるワンマンツアー「サジは投げられた」を開催し、話題沸騰。

その後、恵比寿リキッドルーム、O-EAST、C.C.Lemon ホール、ZEPP TOKYO等、次々とワンマン公演を行いSOLD OUTとなる。

2010年2月発売の5thアルバム「ミズカネ」はオリコンチャート10位、
2012年4発売の6thアルバム「ノクティルカ」はオリコンチャート9位を記録!

その後もフェスへの出演や、自主企画イベントを行うなど勢力的に活動を続け、
2011年5月には日本武道館にて「藍空大音楽祭 ~the very best of aobozu~」を開催し大成功に収め、同年12月には「COUNTDOWN JAPAN」に5年連続出演を果たす。

2015年には結成15周年を迎え「aobozu TOUR 2015 ~時計仕掛けのミシン~」ツアーファイナル渋谷公会堂公演を開催し、より濃い藍坊主の音楽、自分たちが信じて来た『音楽』を更に追求する場として自主レーベル「Luno Records」を設立!

秀逸なメロディーと多くの人に共感される身近なテーマを題材にした歌詞、
そしてライブを積み重ねることで身に付けた確かな演奏力と透明感のあるボーカルが魅力なバンド。

Vo hozzyは「MUSIC ILLUSTRATION AWARDS 2014」にてBEST MUSIC ILLUSTRATOR 2014を受賞する等、ジャケットデザインの描き下ろし
他にも映像作品の制作、レコーディング機材の制作や楽曲のトラックダウンを自身で行う等、アーティストとして様々な魅力を発揮している。
2015年7月からよりパーソナルでコアな表現活動のためのプロジェクト「Norm」をスタート!
Norm HP  norm.gallery

Ba 藤森真一は関ジャニ∞「宇宙に行ったライオン」や水樹奈々「エデン」等への楽曲提供を行う。
(公式サイトより抜粋)

結成が2000年と言うことで長く活動しているバンドですが、メディアへの露出が極端に少ないため知らない人が多いのでは無いでしょうか。

自分と同年代の人でも知ってる曲は「ウズラ」までだったり

「まだ、活動してたんだ!?」って言われたりします

ただそれでもこのバンドのが来年結成20周年を迎えるということは知らない人や忘れ去った人がいる一方で、進化し続ける彼等が多くの人の心を動かしてきたからに他なりません。 

今回は一人でも多くの人に藍坊主を知って貰えたら嬉しいです。

藍坊主のここが好き①サウンド

約20年という非常に長い活動期間やその間に作られた数々の実験的な曲の存在から

彼等の音楽の特徴を一括りにしてこうだと言うことはとても難しいですが

デビュー当時のパンクロック路線から徐々に藍坊主らしさを醸成させていったアルバム「ソーダ」、「ハナミドリ」を発表した2000年代前半

音楽的な実験を繰り返し藍坊主と音楽との真剣勝負とも言えるアルバム「フォレストーン」を経て藍坊主の1つの集大成とも言える名盤「ミズカネ」が産まれた2000年代後半以降

その後東日本大震災等の大震災を目の当たりし、音楽の非力さに打ちのめれる思いをしながら作った曲が詰まった「ノクティルカ」、「ココーノ」

そして紆余曲折のあと自主レーベルを立ち上げ再び藍坊主として誕生し直した彼等が作った「LUNO」

こうした様々な時期を通して一貫しているのは

耳に心地よく何度も聞いていたくなる優しくて力強い旋律

ボーカル、ギター、ベース、ドラム(あとサポートメンバーのツタさんのキーボード)の音がしっかり主張しあいながらお互いを活かすことで生まれる軽快だが軽薄ではなく重厚だが鈍重ではない、まるで高級料亭で出てくるだし巻き玉子のような絶妙なハーモニー。

書いてて気付きました、藍坊主の曲って例えるなら和食なんです!

それも出汁の仕込みから完璧な。

この飽きの来ない定番感、王道感こそが藍坊主が産み出す音楽のとくちょうと言えるでしょう。

藍坊主のここが好き②歌詞

日本語ってこんな使い方が出来るんだ!?

彼等の詩に触れる度にこんな感想を抱くほど、自分は藍坊主の歌詞が好きで好きでしょうがないのです。

変に気取ったところもなければ押し付けがましさも無い

痛みや悲しみを不自然に美化することも無い

美化せずにあるがままをあるがままに肯定するような優しさと強さを感じとれます。

哲学的で本質的なテーマを持った歌詞が紡ぐ世界観を時には包み込む優しい音色で、またある時は衝動的で疾走感溢れるメロディーで紡ぎあげる様は音楽に対してのみならず「生きること」に対しての四人のスタンスが窺えてとても好感が持てます。

この歌詞とメロディーとが合わさり秀逸な世界観を産み出したアルバムが自主レーベルを立ち上げて最初に発表された「LUNO」です。

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神秘的で壮大な宇宙の視点と身近で温もりを感じる日常の視点を交錯させることを通して人間をちっぽけだと認める一方で

その日常が宇宙と同じくらい奇跡と魔法で彩られていると言うある種の矛盾を内包したメッセージを率直に訴えかけてきます。

そんな彼等のメッセージが聞く人を引き込む音色によってより一層の説得力を持つようになります。


藍坊主「ボトルシップ」MV

そんなアルバム「LUNO」から一曲、ボトルシップ

さいごに

そんな大好きな藍坊主が来る7月10日にミニアルバム「燃えない化石」をリリースします。

燃えない化石 [CD+リリックブック]

燃えない化石 [CD+リリックブック]

初回限定版にはリリックブック付きでこれから藍坊主の言葉の世界に触れるにはもってこいです!

もしあなたの近くに音楽を必要としている人がいたら彼等の音楽を届けてほしいと思います。

さいごに「燃えない化石」収録されてる一曲、レタスをどうぞ


藍坊主「レタス」MV