ほぼ週刊★平民貴族

心豊かに生きることをテーマにした雑誌ブログ。主に映画と歴史と書籍について書いています。

社会人としての在り方という仕事以前の問題で躓いている人へ

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新入社員がこの春に入社してもうすぐ3ヶ月が経とうとしています。

社会人として良いスタートが切れた人もいれば、思うようにいかず悩んでる人もいると思います。

この記事では、仕事以前の問題で躓いている新社会人の皆さんとそんな彼らの育成に関わる全ての先輩社員の方々と一緒に問題の本質と解決法について考えていきたいと思います。

①仕事以前の問題で躓いている人とは

事あるごとに「常識が無い」とか「社会人としてなってない」と指摘され、先輩や上司の信頼を損ねてしまう。

そして最初は横並びだった同期が徐々に新しい仕事を任されていく中でずっと同じ仕事をさせられる。

そんな人っていませんか?

かつては自分もそうでした。

正直言うと当時の自分は人格そのものを否定された気分になり

見返してやりたい気持ちとこれ以上傷付くのが嫌だから何もしたくない気持ちとが相まって、まるでアクセルとブレーキを同時に踏み込んでいる状態で、とても苦しい思いをしていた記憶があります。

②マナーや礼儀を学べば挽回できるのか?

それではこの現状を打破する為に何をすれば良いのでしょうか?

まず思い付くのはマナーや礼儀について勉強し直すことだと思います。

「常識が無い」、「社会人としてなってない」と言われれば、社会常識や、社会人としての在り方を学ばなければいけないと誰もが思うことでしょう。

ただこれは自分の経験から言わせてもらうとあまりお勧めできません。

あくまでも礼儀やマナーは表面的な技術に過ぎません。

その一方で仕事以前の問題で躓いている人は

単に礼儀やマナーが身に付いていない知識技術面で評価を下げているのではなく、それを今まで身に付けて実践しようとしてこなかった精神面の部分で評価を下げてます。

社会人としての在り方や常識とは、表面的な礼儀やマナーではなく

そうした行動へと結びつけられるマインドなのです。

なので「社会人としてのやり方」ではなく「社会人としての在り方」と言います。

なのでやらないよりはマシですが信頼回復への最短コースとはいかないでしょう。

③気持ちではなく考えを変えよう

表面的なマナーや礼儀を取り繕っても効果的ではないので、その根っこにある精神面にメスを入れる必要があります。

その時まず大切なのは「感情」を直接的に変えようとしないことです。

よく「感謝の気持ちを持とう」とか「思いやりの気持ちを持とう」と言われます。

実際、仕事以前の問題で躓くことなく、社内で良好な人間関係を築きながら仕事を任されていってる人はこのマインドの持ち主が多いのが事実です。

この「感謝の気持ち」や「思いやり」が評価される「在り方」、社会人としての在り方や心構えと言っても良いでしょう。

とは言えです。

こうした気持ちや感情といったものをコントロールするのは非常に難しいです。

現状に不満を抱いてる人にとっては尚更のことです。

こうしたフラストレーションを無理に前向きな感情に変えるよりも

痛みは痛みとして素直に受け止め

その悔しさをバネに周りを見返してやろうとする方が健全です。

感情は無理に変えようとするのではなく、それをそのままにして上手に乗りこなすべきなのです。

④本題に入る前に少しおさらい

ここで本題に入る前に今までの流れをおさらいしましょう。

①では仕事以前の問題で躓いている人とはどういう人なのか定義しました。

②では仕事以前の問題で躓いている人がどのような評価をされているか、という点から表面的な礼儀やマナーの習得よりも普段の言動に結び付いているマインドにメスを入れる必要性を確認しました。

③では②で触れた在り方やマインドについて更に踏み込み「感謝の気持ち」や「思いやり」と定義しました。
その上で気持ちや感情を直接的にコントロールすることが非常に困難であること、現状に不満を抱いてる人にとっては更に難易度が高くなることを伝えています。

要するに、社会人としての在り方を整えるためには心を整える必要があるが、そもそも心を直接コントロールすることは不可能に近い。

そこでお勧めなのが「思考」をコントロールすることです。

つまり気持ちや感情ではなく考え方に焦点を当てていくわけですね。

中でも自分が実践していたのが「いちいちわざわざ思考」です。

⑤カミルス式「いちいちわざわざ思考」

「いちいちわざわざ」思考とは

やらなくても良いけどやった方が良いことをいちいちわざわざやってみよう

という考え方です。

例えば挨拶を例に挙げましょう

挨拶は本来はやってもやらなくても良い

でもそのやらなくても良い挨拶をいちいちわざわざやるからこそ相手に関心を払ってることが伝わる

だからやった方が良い。

こんな感じです

これは業種業態を問わず使えます。

皆がやってるから「やるべきこと」になってますが、本来は「やらなくても良いけどやった方が良いこと」という考え方の方が自分にはとてもあってました。

そもそもかつての自分のように、社会人としての在り方が備わって無い人間にその必要性を説いても心に響くわけありません。

なので仕事以前の問題で躓いている部下を抱えた皆さん、一度心ではなく思考に働きかけることをお勧めします。

⑥「やった方が良いこと」が分からない場合

この段階になってはじめて情報を入れていくべきです。

自分は取り敢えずそれまで指摘されたことを覚えてる限りノートに書き出して、「何をした方が良かったか」について振り返りをしました。

そして幾つか買った本を読みなおしてそこに書かれてある知識や技術を「いちいちわざわざ思考」に置き換えるようにしました。

その時読んだ本の中で一冊推すとしたらこちらです

入社1年目の教科書

あれこれ似たような本を買い漁るくらいならこれ一冊読めばインプットは十分です。

⑦かつての自分と同じように仕事以前の問題で躓いているすべての人へ

今もしかしたらあなたは誰かを恨んでるかもしれない。

自分を責めているかもしれない。

その感情を今すぐ変えることは難しい。

けれど考え方と行動は今からでもちょっとずつ変えられる。

ちょっとで良いんです。

やらなくても良いけどやった方が良いことを少しずつ積み重ねていけば

きっと三ヶ月後には周囲のあなたを見る目が変わっている筈です。