ほぼ週刊★平民貴族

心豊かに生きることをテーマにした雑誌ブログ。主に映画と歴史と書籍について書いています。

映画レビュー③「カンフージャングル」

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先日金曜ロードショーで放送された「ローグ・ワン」

その中で盲目の僧兵にて武術の達人チアルートを演じたドニー・イェンが主演を務めた中国・香港合作のカンフー映画です。

自分はそれこそ「ローグ・ワン」で初めて知ったにわかなのですが、もっと彼の演技を見てみたいと思ってたところ運良く深夜のテレビ放送で本作をやると知って喜び勇んで視聴しました。

そもそも、カンフー映画の魅力とは


かつて日本でも大ヒットしたプロジェクトAやスパルタンX、ポリスストーリー、更に古い映画だと燃えよドラゴンや死亡遊戯等々、カンフー映画に馴染みがある方は大体30代以上の方が殆どでは無いでしょうか。

今と違ってCGをはじめとした映像技術が今ほど発達していなかった時代、人間離れした身のこなしから生まれる身体を張ったアクションに多くの人が胸を踊らせたと思います。

特にカンフーを駆使した激しい闘いは、その動きの凄まじさもさることながら役者の息づかいが生む緊張感、そしてそれがもたらすリアリティが他には無い魅力を産み出したのです。

その上で私がカンフー映画の魅力としてもう1つ上げたいのが、「ストーリーが単純明快」なことです。

アクションを見せるのが主なのでストーリーに力を入れないのは当たり前じゃないかと思われますが、ストーリーに手を抜きすぎるとその粗が気になって肝心のアクションに集中できないという現象が起きます。

なので単純明快ではあるが決して手は抜いてない。

登場人物一人一人の目的や性格付けの部分から、アクションシーンに自然とかつ最短で持っていけるようにしっかりと練られている。

……ように私には思えるんですよ、皆さんはどうでしょうか。

カンフージャングルを観賞して

それではカンフージャングルを見ての感想を先に上げたカンフー映画の2つの魅力、アクションとストーリーから述べていきたいと思います。

まずストーリーからですが、やっぱりシンプルで私は好きだなと思いました。

最強を目指し様々な武術の当代No.1と呼べる達人を殺して回る最凶の敵フォンを、ドニー・イェン演じる主人公ハーハウが追う、というお話なのですが

ストーリーの流れの中で自然とフォンと達人たちとの闘いが描かれますし、本当に物語の中にアクション入れ込むの上手いよな…と。

あとは現代を舞台にする上で、フォンが殺人犯として指名手配されてマスコミに大々的に報道される、と言うリアリティある描かれ方をしていたのも印象的でした。


次にアクションですが

文句なしです。

序盤のフォウと達人たちとの真剣勝負から既に見応え満点。

ドニー・イェンのアクション目当てで見てるのに彼の真剣勝負がラストまでお預けなのは少しフラストレーション溜まるかもしれませんが

それも最後の13分に渡る死闘を見れば満足いただけるかと

てか、カンフー映画は本当にズルい。

結局その魅力の本質であるアクションは実際見ることでしか味わえない。

だからカンフー映画は時代を越えて愛されるんでしょうね。